10年おきに大怪我に見舞われても自分の選んだ造園業を全うしたい!萬谷尊史様

10年おきに大怪我に見舞われても自分の選んだ造園業を全うしたい!萬谷尊史様

児玉センイオリジナル「たーぼう」は、アウトドア・屋外作業・釣り・スポーツ・レジャーに大活躍する国産タオル地で出来た多目的帽子です。全国的にも“タオルの被り物の元祖”として2001年の発売以来、職種や性別、年齢を問わず、多くのみなさまから、様々なシーンで活用していただいております。それぞれのフィールドで「たーぼう」を着用している人たちに、このアイテムの魅力を語ってもらいましょう!






萬谷尊史(まんたに たかし)様


萬谷造園 代表


10年おきに大怪我に見舞われても自分の選んだ造園業を全うしたい!



呉市を拠点に各種庭園設計、施工・管理など造園業を営んでいます。昭和42年11月生まれで、最近55歳を迎えました。ほぼ、10年おきに大きなケガをして、身体もキツくなってきたので、以前は広島市や廿日市市まで足を延ばしていましたが、最近は活動エリアも少しセーブしているところです。



出身は呉市広大広、4歳の頃に市内の山間部、苗代町に引越し、自然の中で育ちました。僕自身は、中卒で働こうと思っていたのですが、ひとまず受験した西城農業高校造園科に受かったので入学することに。卒業後は呉市に拠点のあった梶岡園芸(現・株式会社カジオカL.A)に就職し、人事異動で広島本社に移り、街路樹の剪定や広島空港、西風新都A・CITY、備北丘陵公園などの現場で実践的な造園技術を学びました。



会社は、公共工事など役所の仕事がメーンでしたが、個人宅の剪定を依頼されることも多く、造園に関する技術をひととおりこなせるようになったのを機に、26歳で個人事業の「萬谷造園」として独立したんです。もともとサラリーマンに向いていないと思っていたし、組織には段取りや決めごとがあり、杓子定規に対応しなければならないことも多く、独り立ちするにあたっては不安よりも自分で自由にできる期待の方が大きかったですね。



ちなみに、僕の若い頃は、18歳から車やバイクに熱中していたので、髪型もリーゼントや金髪にしてみたり、見た目もずいぶん派手でした。その風体を見て「我家の一番大事な松を剪定して欲しいんだが、この人で大丈夫?」と心配されるお客さんに、先輩の職人さんが「こいつが一番うまいから」と口添えしてくれて事なきをえることも。今の自分からすれば、たいした腕でもなかったのに、周りの仕事仲間には恵まれていたようです。





独立してまもなく30年を迎えますが、31歳の時に鉄筋が刺さって手を貫通、40歳の時に木から落ちて手首を骨折して首は打ち身、50歳の時に酷使がたたって肩鍵盤断裂による上腕二頭筋の損傷…など、10年サイクルで大きなケガに見舞われたり、昨年末にはそれほどでもない高さから飛び降りた際に足首を痛めて靭帯損傷と、仕事柄、ケガとは常に隣り合わせでした。最近は、年のせいもあって仕事から帰ったら身体中の筋肉痛や手指の痺れに悩まされるので、だまし、だましやっているところです。



年中野外での仕事とあり、現場での作業時、特に夏場は太陽が照り付けることから、日除けや暑さ予防のため、麦わら帽子やキャップを被っていました。ただ、木の枝などの障害物の間を縫って狭いところに入る時は、ツバが当たって邪魔になるのがストレスになります。そんな時、知人が頭に巻いていた「たーぼう」を見て、自分も使い始めてみたところ…。頭にフィットして帽子を被っている感はあるし、タオル地の肌触りも良く、引っ掛かりとなる突起物がないため、狭い所にも入りやすくて嬉しくなりました。お気に入りは、植木の緑に合わせた唐草模様タイプです。いかにも造園業らしくてカッコいいでしょ(笑)。趣味の魚釣りに出かける時にも活躍してくれています。





現場で気を緩めるとケガは付き物だし、いろいろ大変なこともありますが、やはり自分は庭や樹木を整備してお客様に喜んでいただける造園の仕事が好きなんでしょうね。何より、この仕事しかできないので、いまさら他の仕事に転職するのも、まず無理です。ひとりで作業するとつい無理をしてしまうので、ペースを落としながら、死ぬまで造園業に従事していきたいと考えています。さて、次はどんな柄のたーぼうを巻いてやろうかな?








■萬谷造園
〒737-0921
呉市苗代町151-1
TEL 090-3742-2755




-着用商品

TB4:唐草模様 小柄
 [TB4-KSA]

商品ページ
 https://ta-bow.ocnk.net/product/141